時は2019年。VRChatにはVRDJイベントが増え始めていた頃。
でも、ケモノアバターが主役のものは、まだありませんでした。
「VRDJイベント……ここ、ホモサピ(人間アバター)しかいなくない?ケモノが主役のイベントがあったら、最高に決まってるじゃ〜ん!」
その思いつきから始まった挑戦は、やがて本気の準備へと変わっていきました。
自分が普段過ごしているホームワールドで改造に改造を重ねていき、理想のクラブ空間を自分の手で作り上げるため、Unityのことなんて右も左もわからない状態からワールド制作を本格的に開始。何度も失敗しながら、少しずつ「ケモノが踊れる場所」を形にしていきました。
そして2020年6月5日、KEMO CLUB Vol.1が開催されました。 記念すべき初回の出演者は、SQN、F Rabbeat、犬二郎の3名。21時から約2時間半、VRChatのフロアが常に50人で満員になる異例の事態になりながらケモノに埋め尽くされた時間になりました。
まだ誰も知らない、小さなイベント。でも、ここからすべてが始まりました。

